見てきた [日常]
昨日のこのブログの検索ワードは「zine作るなら絵買ってほしい」でした。なんじゃそら!
私そんなこと言ってませんし… 文の意味も今ひとつわからない。
で。昨日は久々に映画を見てきました。
『加地等がいた ー僕の歌を聴いとくれー』という映画。
去年2月に40歳で肝硬変で亡くなってしまったフォークシンガー、加地 等を追ったドキュメンタリーです。
加地くんは遠い昔の知り合いでした。
NHKのGS特集でかかった曲(リンガーズの『恋はふりむかない』)を検索してたらレコ屋のHPにたどりつき、そこに加地くんのCDのジャケ写の横に「追悼」の文字が。。。
それで、去年亡くなっていたことを知りました。
そして、ちょうど新宿のKsシネマで加地くんを追った映画がやっているというので見に行ってきたのです。
むかーし、私が地元広島にいてGSバンドをやっていた頃に
大阪のユーゾーズというバンドを呼んで一緒にライブをしたことがありました。
そのユーゾーズでギターを弾いていたのが加地くんだったのです。
その後、彼がフォークシンガーとして活動していることは数年前に知ってはいたのだけど、、
短い間とはいえ東京で活動していたこと、ライブも何度かやっていたこと、全然知りませんでした。
映画を見るかぎりでは、私が知っていた頃は、彼の中で一番バブリーな時代だったようで…
映画に写っていた加地くんは別人のように、なんつうか〜、お酒の国の妖精?のようでした。
いつからそんななっちゃったんだ? って少しせつない気持ちになりながら鑑賞しました。
自分も数年前までは、お金ないし(今もないよ!)、仕事も安定しなくて、
将来どうなるかわからないという不安で…ギリギリな気持ちわかるなー、
とか辛かったころを思い出しちゃいました。
私はあまりお酒に逃げることも無かった(?) ので今こうして何とかやっていられるのかもしれない。
初めてちゃんと歌を聞いたのですが、歌詞が映像がうかんでくるようにリアルで、叙情的でとても良かったのです。
きっと売れるタイプではないけど、細く長くやっていけたら良かったのにねー、と思いました。
不器用だったのでしょうね…。
どうぞ安らかにお眠りください。ご冥福をお祈りします。
6日金曜日まで新宿のKsシネマでレイトショーやってます。
間に合えば是非。
新宿武蔵野館ではロジャー・コーマンやってるよ!
来週は『残虐全裸女収容所』(笑)そそるわー。パム・グリア出てる。行かねば!
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